2013年1月20日日曜日

My English is poor.

 なんとか無事帰国。
 15日最終日はぎりぎり成田羽田間のバスも走り、羽田から1時間遅れで最終の飛行機が飛び、午前1時前に札幌について、タクシーで無理やり帰宅した。雪がすごかった。

 振り返ると、なかなかハードな旅であり、無事帰ってこれたのはラッキーとしかいいようがない。現地の名所にいくとトレッキングができるような看板や入口があるのだが、必ず目につくのが「At Own Risk」という文字。どんな危険な場所であろうとも、自分で判断して自己責任のもとで行動するようにとの表記が、まさしく自分の旅にもあてはまった。たかだか10日程度の旅だったけれど、相当鍛えられたように思う。

 まずは英語が非常に心配だった。勉強したとはいっても、日本にいてしかも生きている外人と話したことがない自分としては、全然ヒアリング出来ないことはわかっていた。それでも、ときに謙遜する言葉を覚えておいたのは多少なりともコミュニケーションの潤滑油になった。

 片言の英語で外人に話しかけるとき、謙遜の気持ちで
「I can't speak English.」
なんて言ってしまったらせっかくつかまえた話し相手との会話は終了となる。自分から話しかけておいて私英語わかりませんだなんて非常識すぎるフレーズとなるのである。
そこで、もう少し会話をすすめたいというときや、合間のフレーズに、
「My English is poor.」
と入れてみる。すると、「いえいえ全然大丈夫よ。」とか、「そんなことないわ。お上手ですよ。」とか微笑みながら返してくれる。そして少しだけ手加減してくれる。




 そうはいってもやっぱり大変だったのがレンタカーだった。入国手続きではディティモに気をつけろだとか、キャッチアンドリリースはグッドだとか、たわいのないことを話して切り抜けられたのだけれど、とりあえずレンタカーの送迎を呼ぶためにフリーダイヤルの電話をかけてみたら、そこは単なる予約センターなので、空港のインフォメーションセンターで聞けとのこと。いや、自分の英語がめちゃくちゃだったので、相手がサジをなげて空港で相談したら?ぐらいの勢いだった。
 そこでインフォメーションセンターのお爺さんに聞いたら、どこか電話番号が載ってるはずだ、とモニョモニョやって、ここに電話しろという。お礼をいってフリーダイヤルのところを電話してみた。そこは同じレンタカー屋でもオークランドの電話番号であり、ここは違う、クライストチャーチのほうに電話しろという。なんとか番号を聞き出して、クライストチャーチに掛けなおす。すると、何言ってんだか全然不明。
「インターナショナルエアポート、OK?」
ぐらいしか聞き取れないので、適当にオーケーオーケーと言って電話を切ってやった。多分くるだろうというあきらめムードの中外で待つ。
 外に出てまっていたら、おじさんに声をかけられた。ここになんでいるんだ?と。そりゃレンタカー待ってんだよといったら、親切にも向こうのほうが待つところだと教えてくれた。どうやらようやく見込みがでてきたようだ。おもむろに他の人と待っていたら、お迎えの車がきた。目立つ車だったので無理やり乗り込んでやったら、同乗者にたまたま日本人がいた。その人にとっさに話しかけて、借りるところを見学させてもらう。おかげでレンタカーの手続きは無事終了した。ちなみに、直接会って話しても、やっぱり受付の女の人は全然何言ってんだかよくわからない。多分、知的水準が低い人たちなので、適当な英語しか使えないのだろう。私たちが習ってきたのは頭の悪い人達の使わない世界標準の高級な英語なのである。
 あとはこの手続きを乗り越えたら自由にこの国を見て回れると思ったら、わくわくしてたまらなかった。そんな上機嫌な自分は、カーナビを取り付けてくれる女の人にも謙遜して、
「ごめんね、自分の英語つたなくて。」
といってみたら、
「あんたなんてまだましよ。中には英語話せないくせして車借りに来るやつもいるんだから。」
だと。
 なんだ。まだましなのね。自分。
 そこからは少しだけ自信がついた。3割ぐらいしか聞き取れなくても、結局は自分から話し掛けなければいいだけのことで、適当に身振り手振りでどうにかなる。ただ、会計のときに、小銭の10セント以下は切り上げルールみたいのがあるみたいで、微妙に小銭をちょろまかされているみたいで嫌だった。もう少し英語ができたら詳しく聞いてみたかったところ。ただ、ぎゃくに20セントがないみたいなことをガソリンスタンドで伝えてみたらまけてくれたので、ここの国特有のルールかもしれない。なんていうか、ドンキホーテで4円までの小銭はどうぞと一円玉をさしだされているかのような気分だった。

 車で移動した先はライセンスを買うための釣り具屋。





なかなかの品ぞろえのショップだった。フライは1個4-5ドルぐらい。ちなみにこの店はクライストチャーチの中心部から近く、裏手には震災の爪痕がいまだ残っていた。


 その後スーパーで買物をすませ、後ろの車にクラクションを鳴らされてびくびくしながらモーテルに到着。最安値75ドルのモーテルの割に、なんだ綺麗なんじゃないかと一安心。


 と、思ったら、こちらは一ランク上のほうで、実際は下の写真の部屋。


 入口がベランダというのはびびったけれど、中はなかなか綺麗だった。まあ、キッチンや調理道具もあったので助かった。





 日本ではお目にかかったことがない生ソーセージを焼いてみた。これがまたスペシャルなうまさで、これだけあればこちらでの食事は済ませられると感動してしまった。ビールもあっさりしていていくらでものめる。心地よい眠りについて無事1日目を終了した。

0 件のコメント:

コメントを投稿