2023年9月27日水曜日

バインダー


なんだか作れそうだったので試作してみた。

とても恥ずかしい工作物。


竹の棒に糸を巻き付ける道具だが、ティップ部分など細いところに妙な力がかかったり、逆に回らなかったり、どうにも使いづらい。やはりプロショから買うかもというところで、4ストリングバインダーというものを見つけた。

4本同時に反対方向からも巻きつけるので、ブランクのネジレが少ないとか。

ただ、販売価格も非常にお高い。

でもほしい。なのでまた作ってみた。

旋盤とかはない。プーリーも自作。構想1年、制作半年。動き出したときには感激した。


設計図もなく適当に作ったのが悪かった。

正直苦労した割にあまりよろしく無い。

また恥ずかしいものを作ってしまいました。


スペインからの帰国

 スペインから帰国。時差ボケ無い様で夜に目が覚めたり急に眠気が襲ったりと、ときになかなか辛くなる。まあ色々なところを巡れたので、刺激を受けつつ帰って来ました。




ガウディはやはりすごい。細部を見ると自然のものがモチーフだとよく分かるし、それでいて全体としてのインパクトは形容しがたい迫力がある。サクラダファミリアはかなり完成に近づいていたが、ここに来て不自然に見えた受難の門も馴染んで見え、建物全体のまとまりが出てきて素晴らしいと感激して帰ってきた。


定年する頃には完成しているはずなので、また行きたいものです。

2023年9月6日水曜日

知床カラフトマス釣り202308-3

 昨日とは別の場所に渡った。

全員で四人のみ。風はない。波もない。絶好のコンディションだった。



程なくマスの背びれをキャストできる範囲内に見つける。この瞬間の興奮がたまらない。程なくしてヒット、銀ピカだった。その後さらに二匹を追加。今回の釣りとしてはほぼ満足できた。





手前の海藻がきつく、インターティップでは根がかりとなる。FHIにフローティングティップでギリギリ釣になる感じだった。次回は460grのフローティングや、350grヘッドにフローティングティップでも良いかと思う。

同行の友人にも一匹かかり、潮も引き気味となり、さあこれからというところで熊が出た。



そっと後ろから近づいてくる。釣りをしている自分の後ろを近距離で通り過ぎていく。かなりリラックスしているようだ。このままいなくなればと思っていたが、何度か行きつ戻りつしているので船に避難、船上から船長が爆竹を鳴らすと、よっぽどリラックスしているところに不意をつかれたのか、一瞬ビクッとして、藪に戻っていった。ここで泣く泣く魚と荷物を回収して釣りを終えた。

船長は気を利かせてもう一つのポイントに連れて行ってくれたが、案の定魚の気配はない。先に船の乗り場に戻った同行者のところ、またしてもくまが出た。今回は岩一つ向こうで相当近い。反対側へ回るようにという船長の指示で、大岩を乗り越えながら移動して釣りを終えた。




銀ピカの口がかりで、跳ねるオスのカラフトマス。これをバンブーロッドで釣ることができたのは大きな自信となった。バットの力は十分。これをそのままにティップを少しだけスリムにしたものを次の竿としたい。

マスのソテーに小麦粉をまぶした白子のオイル焼き。血抜きをしたオスの白子は真っ白で臭みが無い。マス達の旅の終着点は、うちの胃袋となったのであった。