晴れたら釣りに行き、雨が降ったら竹竿を作る。本流メインの釣りだから、濁りが入るとどうにもならない。全道にわたっての集中豪雨は各地の本流での釣りを難しくさせる。釣る場所がない。
部屋が蒸し暑くなると竹の曲げ伸ばしなんかはしたくなくなるし、カンナをかけると汗だくになる。ただ、北海道の恩恵もあり、朝夕は少し涼しくなるので、合間をみながらやってみた。
トンキン竹の仕上げ削りは初めてのこと。ただ、多少硬いぐらいで、逆に逆目ザックリがあまりない?それよりも節周りの修正をもっと丁寧にやらないと、途中でリカバリーしづらい。貼り合わせのときの隙間につながる。
それでもスタンレーの仕上削りカンナが思いの外使いやすかった。逆目で入るのは材料の問題もあったかもしれない。
もう馴れた作業とたかをくくっていた。節の処理を最後まで適当にしてしまった。さらに、接着剤、けちりすぎた。乾燥後、ところどころにグルーライン出てる。もう悲しみしかない。
KRボンド ブランク5本で主剤30gギリギリ。修正はしたけれどどうなることやら。もっと精度を上げて削る、接着剤たっぷりつける、きつく巻き付ける。まだまだ修業がたりない。
乾かしている間に気持ちを切り替えて次の下ごしらえに入る。節合わせをして、長さを整えて、太さも調整して、あとは曲がり直しと荒削りという所まで来て、ティップの一本の節部分に竹枝跡が。ああ、予備ないのに。材料取りに失敗した。
こんな失敗を続けてしまうと、かなり落ちる。
まあ、まだ竹はあるので、次の下ごしらえに入るとしましょうか。
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