2023年4月26日水曜日

満足感

 3週連続の遠出。はたして今週の調子はどうだろうか?


朝は風もなく、釣れてもポツポツ。昼からの風は強まり、その後アベレージは小さいながらもひさひぶりにワンキャストワンフィッシュとなった。

みんなが良いという色ではなかなか釣れず、自分に自信がある色で釣れた。どこかの本で、竿は生きていて、棚に飾っている竿は呪いのように魚が釣れない、という小話をよんだ。もしかしたらフライもそうじゃないだろうか。釣り人の気持ちが乗り移るというのはあるように思う。


 一匹釣れるともっと大きいのが釣れるのでは?この投げ方でよかったので次はこうすればつれるのでは?大きいのをまた釣りたい。

欲にまみれながら釣りたい気持ちばかりが先走る。釣れても釣れても、手を変え品を変えて、永遠の時間を過ごす。以前は一匹の満足行く魚で良かったのに、いつからこんなに釣り続ける人になってしまったのだろう。
川とサカナと竿と一体となった感覚に、不思議な想いを感じながら過ごした週末。



そもそも風のつよいこのフィールドで、シングルやグラス、ましてや竹竿で釣ること自体が無理なんだよ、と友人に言われて、逆にそのこだわりに自信がもてた。今年はこのこだわりを大事にしたい。


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