11ft #567 Madake switch rod
ハーディwyeのテーパーを参考に。
今回は補強にグラスファイバーテープを巻いた。空気に触れると一回使い切りのテープだったのでもう使うことはないでしょう。
ガイドはスネークブランド、ストリッピングガイドはミルドラムと、アメリカ製をあしらってみた。リールシートは花梨バール、スタビライズド加工済。カーボンフェルールの摺合せも上手く行った。
ラッピングは50番シルク。エポキシ一度塗りのあとにニス4回で薄めにして糸目を残す。この仕様での強度をテストしようか。
できたばかりのこの竿を持って週末の本流に向かった。
325grのコマンドヘッドだと多少軽く感じるも良く飛び思わずニヤけてしまう。ラインスピードが遅くなりがちなのでモノフィラメントのランニングラインのほうが軽快だった。
2箇所目のポイントでは375grのFIゲームチェンジャーヘッドを選択。ティップはタイプ2-4、ドロッパーにはマドラーミノーと黒いラーバパターンを結ぶ。
足元の深み、ほとんどヘッドだけの一投目できた。
深みの中を首振りながら何度も走る元気なMサイズ。初めての魚としては上々。
入魂という言葉はあまり好きではないけれど、竿が魚をかけることを覚える、というのはあるような気がする。良く覚えて、また魚を呼んできてほしいものだ。
この竿は本当にいいヤツだと感謝する。ほどなくなかなか厳しいこの本流で、もう一尾を呼んできてくれた。
スイング中にゴンときて水面を荒らす。これだけでニジマスを確信できる。マドラーミノーを咥えたM45。竿づくりが報われた瞬間だった。
キャスト、スイング、ファイトどれも問題なし。今年はこの竿を使い倒してみよう。
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